2010年01月06日
トンネル ハウス

この住宅は、トンネルのような筒状のパーツの組み合わせで構成された計画となっております。
敷地は、形状が東西に細長く、ほぼ南側から北側に向かって下り坂に位置する立地条件となっております。
そのため、どうしても南側からの住宅から見下ろされる視線が気になり、南側がオープンにし難い条件がつきまとってきます。
そこで、提案したアイディアは、南側を完全に無開口とし、東側からのみ光と風を通り抜けられるようにした計画です。
詳しくは、公式サイトでの模型写真を使った説明を読んで頂くとご理解しやすいかと思います。

実際、建物を見学された方は、その理由が体感でき、ご納得して頂いております。
外から見たイメージと実際、内部の印象が、異なることが見学された人たちの感想でした。
見学会のコメントも公式サイトに掲載されておりますので、ご覧頂ければと思います。
この計画は、構造デザイン無しでは、とても現実に建てることは出来ません。
こういった大胆な発想も構造デザインの魅力ではないでしょうか?
こちらの住宅も照明デザイナーのLightPlanの山本博之氏が照明計画を担当しております。
建築計画と構造デザイン、そして、照明デザインと専門分野の密接なコラボレーションがこの住宅の品質を高めております。
興味のある方は、公式サイトをご覧頂ければと思います。
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Posted by Shingo at 18:00
│住宅紹介