2013年07月01日
とある施設のデザインレビュー
とある公共施設のデザインレビューの一コマをご紹介。

設計側が手掛ける建物のデザインコンセプトとグラフィックデザイナーが手掛けるサイン計画。

デザイナー側より素敵なデザインのサイン計画が提案されてきました。

・・・が、しかし、私設計者が、考える建物のコンセプトとの相違を感じ、緊急ミーティングを設けました。
まず、お互いのコンセプトを整理し、デザインが成果物に対して、正しくフィードバックされているのかをお互いに確認しました。
整理していくにつれて・・・・コンセプトの部分で相違があることが分かり、お互いにコンセプトについて議論を深め、お互いに納得できる統一の見解にまとめることができました。
このようなデザインレビューを行うことによって、一体感のあるデザインにまとめることが可能となります。

こういったようにデザインする現場は、個々で担当の部分をデザインするだけでは、せっかくの良いデザインが、魅力半減になってしまいます。
よりブラッシュアップされたデザインを世の中に出していくためには、こういった過程はとても大切なものだと個人的には、考えております。
やっつけ仕事にならないよう気を付けてながら、日々頑張りたいと思う今日この頃です。
それにしても、コラボレーションは、自分のためになることばかりで楽しいですね。

http://su-ma-i.com
↓1日1回クリックして頂けるだけで今後の励みになります。


にほんブログ村
Posted by Shingo at 16:35
│お仕事