2012年08月25日
敷地調査と測量
先日、新しい住宅の計画を始めるための敷地調査と測量を行いました。


元々、測量士が正式に行った測量図のデータも揃っておりますが・・・・
それでも、私の事務所では毎回自前で測量を行います。

何故だと思いますか?

測量士による測量はとても正確に出来ています。
もちろんそのデータで法務局に財産として登録されます。
特に古くからある地域でよくある話ですが、
「この木から自分の敷地という風に親から聞いていました。」
「昔、おじいちゃんと隣のおじいちゃんとで話し合い、この辺りとあの辺りを部分的に当時交換したそうです。」
と自分たちが認識していた土地の形状と実際登録されている敷地が異なっていたケースはありがちな話です。

測量士による測量は、公式なもので、数値的に敷地境界を定めているので、現況の樹木やブロック塀などの配置は考慮されません。
また、高さに関するデータもありません。
ですので、設計を進めるにあたって、現況を素直に測量し、登記されているデータと比較しながら、計画を進めることで、
「あっ!建物が入らない!」

「木にあたってる!」

「電柱がある〜」

という事態を避けることができます。

測量することで気づく情報が多いことから、この作業は、分かりきっている土地でも安心して進めるために毎回行っております。
そのために気になったらいつでも測量出来るように測量機も自前用意しております。


ん〜、それにしても女性ばかりのスタッフなので、測量風景がよく見る風景と様子が少し違いますね。
日焼け対策らしいです。

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Posted by Shingo at 10:32
│お仕事