沖縄古民家の移築
先週、ある古民家のご相談がありました。
その古民家は、以前は、別の場所にあり、ある施設の計画のため、現在の場所に移築した経緯があることを伺いました。
移築とは、一度、建物を分解して、別の場所に移動し、建て直すことです。
私も初めて、県内で移築した建物を見ましたので、写真を撮らせて頂きました。
ありがとうございました。
ご相談物件ですので、細かいことは言えませんので、どうかご理解を!
その中で、移築の名残を示す部分があったので、写真を掲載しますね。
ちゃんと許可は得ていますよ。
この写真は、木造の柱や梁などの部材が、移築する時に分かるように各部材に記号が記されているものです。
見えますか?
「に 二」とか「に 七」とか書いています。
「いろはにほへと」や漢字の数字を使っていましたね。
しかも、油性のマジックペン!
達筆な文字でもありません。
ほんとメモって感じです。
今の時代ならそのまま残したらクレームになりますね。
古民家の場合は、それが逆に、雰囲気をよりいっそう増しているような気がします。
移築するときは、こんな事をするんだなと、とても勉強になりました。
ご相談頂いた方は、古民家でおしゃれに住んでいました。
楽しんでいる様子でした。
以前から私も古民家には、ちょっと憧れていました。
今回の件で、私も探したくなっちゃいました!^^
古民家も良いでねぇ。
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