先週、知り合いよりこのペンをプレゼントされました。
故郷の木持ち(沖縄県産 琉球松)made in okinawa
このペンの経緯が面白かったのでご紹介します。
ネーミングも良いですね。
その方の話によるとこのペンは、
「この貴重な琉球松の間伐材を利用して、何か出来ないものなのか!?」
というところから企画が始まったということでした。
(ちなみに間伐材の説明を最後にしておきますね。)
つまり、「もったいない」ということですね。
良い言葉です。
また、地球温暖化や地域振興の両方が考慮された考え方でもありますね。
この企画が、今では、各都道府県に広まり地元の木材を利用して、シリーズ化されているようです。
ちなみに、これらのペンは、基本的に各地元でしか販売は、行っていないようです。
琉球松のペンは、県内いろんな場所で、販売しているみたいですので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。
ちなみに今回のプレゼントは、沖縄県南部合同庁舎内にある
module(モジュール)さんで入手しています。
結構、おしゃれな文房具や家具が、販売されているお店です。
以前、琉球松の構造材としての可能性を森林組合の方と話をしたことがありました。
残念ながら琉球松は、構造材としては、量的に少ないことや松食い虫の影響等もあり、難しいということでした。
しかし、家具やその他色々なところに再利用されています。
琉球松だけではなく、他にも地元の材料を研究開発して、建築材料にして、利用されている商品もあります。
これらの商品が、世の中に広まって、もっともっと沖縄県が活気づくと良いいなと思います。
私の事務所で、良く利用している県産建築材料もいつかご紹介しますね。
お楽しみに!
※間伐材(かんばつざい)とは?
木が成長していき、放っておくと森は、混み合っていきます。
また、その中には、曲がったりする木も出てきます。
ますます、森は混み合い、太陽の光や空気が通りにくくなってしまします。
そこで、森全体の健康状態を良くするために混み合った木を伐採することにより森の健康管理を行います。
これを「間伐(かんばつ)」と言います。
そして、この伐採された木を間伐材と呼んでいます。
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