構造模型
こちらは、事務所にあるこれまでの構造模型の一部です。
建築模型を見たことある方は、多いと思います。
しかし、構造模型は、なかなか見たことがないんじゃないでしょうか?
実際、設計事務所の方でもご覧になった方は少ないかと思います。
構造デザインを行うときは、構造模型を作って、構造的な検討行うようにしております。
これは、骨組みを模型で作り、力の流れや弱点、補強方法等を感覚的に検討するために利用します。
結構、カッコイイですよね。
押してみたり、壊してみたりと使い方は、色々です。
構造というのは、どういう風に壊れるのかを把握するところから始まります。
それから、壊れないように!、さらには、安全に避難が出来るように!と構造的な安全性を確保出来る建物に仕上げていきます。
コンピューターで、数値解析したりすることも大事ですが、加えて、こういう感覚的な検討も必要だと思います。
この構造模型から新たな発想やデザインが生まれる場合も多々あります。
力の流れを把握し、コントロールすることにより、多彩なデザインが、可能になると考えております。
建築の設計を進めると必ず、構造という壁にぶち当たります。
この壁を乗り越えるためには、地球の重力・自然現象等と向き会わなければなりません。
この壁を乗り越えるのか、或いは、避けて、回り道をするのかでは、到達出来るデザインの質に差が出ると考えております。
今や、宇宙に人間が長期滞在出来る時代です。
建築規模であれば、技術的なことは、大体の事は、出来る時代だと思います。
より自由な発想を現実にするために、こういった構造模型等の検討を行っております。
ちょっと堅くなっちゃったかな?
まあ、単純に構造がシンプルだとカッコイイです。
この辺りが、建築のスーパーモデルを目指しているというのにつながっているのかな?
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