根切り底確認

Shingo

2011年02月16日 20:00

今日は、住宅現場の根切り底の確認をしてきました。



根切り底とは、建物の基礎底の部分の地盤のことを指します。

時々、現場を見ると土を掘っているのを見かけると思います。

その時に最終的に見えてきた地盤のことを「根切り底」と呼んでいます。



その地盤が、直接建物を支えるように構造設計が行われている場合は、特に確認が必要です。

今回の「根切り底」の確認は、事前にボーリング調査の結果から得られたデータを基に構造設計上想定していた地盤であるかを実際に確認する作業でした。



私の場合は、構造設計も自分で行っていますので、私自身で「根切り底」を毎回実際に確認を行っております。

どちらかと言えば、「性格上、自分で見ないと気が済まないので、必ず行く」というのが正しいのかも知れません。

構造的な部分は、ほとんどそうですね。



私は、今回のような根切り底の確認は特に必要だと考えております。

想定していた地盤が実際掘ってみると一部分だけで、「その他は、別の土だった!」みたいなことは起こり得ます。

その想定外の事態に、設計者は技術的な対策を現場に指示を出さなければなりません。

そんなことも現場では起こる場合もありますので、やはり本人が見た方が、話が早いんですよね。



今回は、かなり良い地盤でしたので、指で押したら、突き指しそうでした。






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