sngDesignの由来(その1)

Shingo

2011年09月09日 19:46


さて、久しぶりの投稿となりますが、今回は私どもの会社名についてお話してみたいと思います。



sngDesign(エス・エヌ・ジーデザイン)のロゴは、一応、意味がございます。




以前、ひょんなことからスタッフに説明したときに、Facebookで「スタッフに説明しました・・・」という投稿をしたところ、色んな方から知りたいというコメントを頂きましたので、ブログで紹介しておきたいと思います。




まず、sngDesignの「sng」という部分について、一説に私の名前「しんご」と言われておりますが・・・・ほぼ正解です。




しかし、それに意味を持たせております。

「s」は、space(スペース/空間)

「n」は、nature(自然)

「g」は、gravity(重力)

つまり、この3つを中心にデザインする設計事務所という思いを込めております。




最初の「s」と「n」は、みなさんも想像が付くと思いますが、「g」重力をデザインする・・・・?

と感じる方も多いのではないでしょうか?



実際の意味としては、「重力までもデザインする」という言い方がしっくりきます。



「重力までもデザインする」ということは、建物の骨組みである柱や梁、壁と呼ばれる建築物自身を支えている構造体をデザインするということを意味しております。



これは、まさに私どものデザインスタイルの根幹であります。



つまり、この地球上で、建築規模の建造物を実際にくみ上げていくためには、安全に配慮しながら、重力に対して、建築物自体が、どのようにバランスをとっていくのかを考えなければなりません。




ここに柱を立てないといけない。

とか

ここに大きな窓を開けられるかな?

と考えるときには、常に「大丈夫かな」という判断が必要になってきます。



そこで、どのようにすると出来るのか!という技術が必要になります。

そこが、構造デザインと私が呼んでいるものです。




単に構造計算をするという意味でもありませんので、構造計算と構造デザインとは、個人的には、使い分けております。




「こうできるといいな。」「こうしたいな。」「こうするといいよね。」

・・・「んじゃ、こうするとできるな。」

という風に構造体の形や補強を考えることにより、構造体をデザインし、そして、安全の確認として、構造計算を行うということになります。



ですので、敢えて言葉としては、区別しております。




ということで、会社名の由来を簡単にまとめてみると

「信吾(sng)は、空間と自然、そして構造までも含めてデザインしていきます。」

という意志表示です。




ですので、sngDesignとすることで、より明確なコンセプトとなり、ブレることのないデザインを続けていくことが出来るようにこの会社名に致しました。




・・・・



でもお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ではなぜ、

大文字で「SNGDesign」ではなく、

小文字で「sngDesign」なんでしょうね。




これまた意味があります。




どちらかというと、この小文字を使用していたり、スペースを空けない理由の方が、聞いていたスタッフも興味深かったようです。


領収書やメールで、会社名を書かれているのを見てもほぼ90%以上の確率で、大文字だったり、スペースが空いたりしております。





・・・・




ん〜、実際書き始めるとやっぱり長くなってきましたね。

この続きはまたの機会ということで宜しくお願い致します。



近いうちに頑張ってアップしますので、みなさん、お楽しみに!






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