2011年12月30日
おしゃれなお寺「通天寺」で、除夜の鐘!
沖縄県八重瀬町に「嶺南山 通天寺」というお寺があります。

はい、お気づきだと思いますが、私の設計です。^^;
屋根が木造の三次曲面になっており、外観、そしてインテリアも面白い空間となっております。

当初、若い方々にも気楽に来て頂けるようなお寺にしたいというご要望でした。
そして、なによりも私自身が行きたくなるようなお寺をデザインを心がけてみました。

住職さんのセンスも良く、カーテン等の選定もカッコイイものをご自分で選んでいます。

通天寺は、金閣寺、銀閣寺でお馴染みの臨済宗相国寺派のお寺でもあります。

相国寺派のホームページもカッコイイですよ。

その通天寺より、昨日、私の方に年末年始のお知らせが届きましたので、ブログの方でもお知らせしておきます。

除夜の鐘を鳴らすことできるそうですよ。

興味のある方は、是非ご覧下さいね、
詳しくは、下記の画像をクリックして、ご案内のPDFをご覧下さい。

ちなみには、私はスタッフ全員と昨年同様、1月4日に通天寺にお参りする予定です。

最後に、今年も私のブログを読んで頂きありがとうございました。<(_ _)>
また、来年も引き続きブログのアップを続けていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
それでは、みなさん、よいお年をお迎え下さい。

また、来年元気にお会いしましょう!

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タグ :通天寺
2011年12月07日
ハンス・J・ウェグナーのコーヒーテーブル
先ほど、ハンス・J・ウェグナーのコーヒーテーブルが届きました。


ビンテージです。
今では、製造されていないチーク材ということです。
テーブルの裏には、HANS J WEGNERの文字が!


ドキドキしちゃいますね。
思わず、細い3本脚の美しさに目を奪われちゃいます。

さすがに体を載せると4本脚と比べると不安定に感じますが、コーヒーテーブルとしては十分ではないでしょうか。
細い3本脚でも十分にテーブルとしては自立しています。
ちなみに写真に写っている白と黒の椅子も3本脚のデザイナー柳宗理のエレファントスツールという椅子です。
これは、対照的にがっちりと安定したデザインに仕上がっています。
たまたま対照的な椅子とテーブルの組み合わせの写真となりました。

ちょっと脱線しましたね。

コーヒーテーブルに話を戻します。
もし、このテーブルが使用用途とは別に強度にこだわり過ぎて、4本脚でデザインするとこんなにシンプルなテーブルになっていたんだろうか?
その強度重視という方向を否定しているのではなく、その方向に向かってデザインするとまた、違ったデザインのテーブルが生まれていたに違いありません。
届いて時間も経っていないのですが、色々と考えさせられることがどんどん湧いてきます。

ウェグナーが考え抜いて総合的にデザインされているからこそ、シンプルで美しいのかも知れませんね。

さすがの名品です。

巨匠ウェグナーの美しい家具を身近に置いて、腕を磨いていきたいと思います。
やはり、本物は良いですね。

次は、Yチェアかな?

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2011年11月23日
外科医的建築家 今川憲英氏
先週、私の大師匠である今川憲英氏が東京から名護にいらっしゃいました。

東京では、今川氏のTIS&Partnersという構造事務所で私も働かせて頂きました。
今川氏は、日本を代表する構造家の一人で、現在でも現役バリバリで活躍されているとてもパワフルな凄い方です。
そんな今川氏が、今回、沖縄の用事でいらっしゃる予定があるということで、退社して沖縄に戻った私のことを思い出してくれて、名護まで立ち寄って頂いて、会うことになりました。

なんとも嬉しい出来事でした。


せっかく、久しぶりに会うので、夕食を一緒にすることになりました。

なかなか、今川氏の話を直接聞く機会なんて、今では滅多にあることではありませんので、スタッフも同席させて頂くことをお願いし、みんなで今川氏を囲って、夕食会を行いました。
久しぶりにお会いして名刺を頂くと「外科医的建築家」という肩書きになっておりました。

確かに構造というのは建物の骨組などを扱う分野なので、外科医的なのかもしれませんね。

夕食会では、昔懐かしい話やその頃の所員の近況の話で盛り上がりました。

また、現在、今川氏が開発している新素材(炭化珪素構造体による「CO2エコストラクチャー」)の話や仕事の話をiPadを見せて頂きながら、日本の第一線の話を直に聞くことが出来ました。

その中には、その頃、私が担当した建物もありました。

ちょっと懐かしく、また嬉しかったですね。

東京にいたころは、それが当たり前だったのですが、地方に戻って、いざ独立してみるとその時の環境の凄さを改めて実感します。
改めて今川氏の凄さを実感しながら、その頃今川氏の元で修行できた時期があったからこそ、今があることに感謝していることを今川氏にお話させて頂きました。

そうそう、沖縄でもみなさんが知っている今川氏の仕事がありますよ。

海洋博公園内にネットで遊ぶ遊具がありますがご存じですか?
そのネットの構造解析を行い、ネットの安全性などを確認する仕事もしているんですよ。
構造の活躍出来る範囲は、広いですよね。
そんな感じで、スタッフも名護に居ながら、今川氏の話を聞けるなんて考えもしなかった出来事でしたので、大興奮でした。

夕食会の中で、うちのスタッフが、こんなことを言っていたことが個人的には印象的でした。
「師匠の師匠なんですよね。」

本人たちは冗談のつもりで言っていると思うのですが、この言葉を聞いたとき、正直はっとしました。
そっか、今川氏の名に恥じない仕事をしていかないといけないなっということと
そして、私がそうだったように、スタッフが私の元で働いていたことを誇りに思えるような仕事をしていかなければならないなっと身の引き締まるような思いになりました。
後悔しないように頑張ろうっと、勝手に決意した瞬間でもありました。

今川さん、この度は名護までお越し頂きありがとうございました。

今度、事務所に遊びに行きますね。

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タグ :今川憲英
2011年11月10日
構造設計の現場監理では「経験値」と「感」も大切!
先日(11月8日)、沖縄で震度4の地震がありましたね。

私は、ちょうど自宅の2階で昼食を取り始めるとこでした。
結構長い揺れだったように思います。
子どもたちが通う小学校では、「・・・ちゃんと5分以内に避難出来ました。家でも話題にして下さい。・・・」とその後、メールで連絡がありました。

私が知っている限りでは、実際に避難した事例は身近では初めて聞きました。
私は、その直後、「こんな時のために構造設計というものがあるんだなぁ」と再認識しました。

その日の夕方、ある住宅の基礎の配筋検査がありましたので、ご紹介します。
みなさんは、「構造設計」や「構造計算」という言葉は耳にしている方は多いと思います。
今回の検査は、まさに構造分野です。

鉄筋コンクリート造の場合、コンクリート・鉄筋・型枠は、構造監理がメインと考えてもらうとイメージしやすいのかも知れません。

ここで大切なのは、構造設計はもちろん、構造設計の意図通りに現場が出来ているのかをチェックすることが大切です。

構造設計がちゃんと出来ていても現場がその構造設計の意図するものになっていなければ意味が無いのです。
ここで「意図するもの」というところが重要なのです。
鉄筋が入っていれば安心ということでもありません。
どのように入っているのかも大切です。

現場では、図面通りにいかないケースもよく見かけます。

また、その構造的な対応や判断も必要になってきます。
毎回現場の職人も同じ方ではないこと多いので、その方がどのような仕事をするのかも分かりません。
オリジナルの建物を造っている限りは、毎回、同じ構造でもありません。
ですので、毎回、現場で構造設計の意図通りに出来ているのかをチェックする必要があります。

私の事務所では、実施設計からは各建物に担当者がつきます。
まず、担当者が図面通りに出来ているのかを事前にチェックします。


そして、その後、構造設計者本人である私が現場を再度チェックします。

やはり、構造設計者の目線で見ると、指摘することはありますね。

事前チェックは、担当者のトレーニングにもなりますし、二重チェックにもなりますので、構造部分だけではなく、このようなスタイルで検査を行っております。
地震の翌日、スタッフと話しをしました。

「構造図面通りに現場が出来ていることの確認だけで良いのか?」ということです。
「もし、構造図面が間違っていたらどうする?」ということも話てみました。
構造設計者であれば、現場を見て、「ん、なんでこうなっているんだ?」とか「ここより、なんでここが鉄筋が多いんだろう?」とか「鉄筋の向きこれで良かったけな?」とか図面だけに頼らず、経験値からも察知することもあります。

私は、一番初めは図面を見ないで検査を行うことにしております。

そして、この建物がどんな構造なのかを把握し、経験値や感でチェックしてきます。
その後、図面と照合させて最終的に検査を終えるようにしております。

みなさんも経験ないですか?
「なんか、へんだよなぁ。だけど、なんだろう?」みたいな経験。

そういった経験値による感もとても大切だと私は思います。
図面だけに頼らず、自分の経験値や感でもチェックすることは大切だと思います。

私の事務所では、ご存じのように構造設計は、私自身が行っています。

構造に関しては特に私の確認無しでは、先に現場を進めないようにしております。
性格でもあると思いますが、自分で確認しないと落ち着いて眠れません・・・

ちょうど沖縄でも地震もあったこともあって、今回は、構造のお話にしてみました。

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2011年11月07日
木造大工と打合せ
先日、現場進行中の古民家風家屋の木造骨組部分の打合せを行いました。

その時の木造大工との打合せの時の様子をご紹介致します。
県内で普段耳にする「大工さん」というと内装工事の木工事を行う大工さんのことを指すことが多いと思います。
今回の大工さんは、構造である骨組みを組み立てる側の大工さんの方です。
県内には、こういった大工さんは、他の工種に比べるとかなり少ないと思います。

今回担当してくれる大工さんは、他の建物でも以前にご一緒したこともある大工さんでした。

大工さんは、実寸大の建物を縮小して図面化しがちな私たちの思考に反して、常に実寸大で考えることを大切にしているように見えます。
ほとんどの大工さんは、説明を行うときに実寸大で解説しようとします。

これに反して、私たちは、縮小した図で物事を考えることが多いので、A4用紙に納まるくらいのスケッチで物事を考えてしまいます。

もちろん、私の事務所でも詳細な検討が必要な場合は、実寸大で図面を描いたり、部分的に模型を作ったりしてチェックを行うこともあります。
しかし、大工さんはこんな風に手っ取り早く、すぐに原寸で描いて検討しちゃいます。


検討する時の道具も私たちは、15cm程度の「三角スケール定規」ですが、大工さんは、いきなり「さし金」です!

なんだかカッコイイですよね。

私たちは、縮小して計画を進めていきますが、最終的には、原寸大の物を造っているんだという意識は大切だなということを再認識した打合せにもなりました。
この仕事、奥が深くて楽しいですね。

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2011年10月30日
照明セミナー(沖縄県インテリアコーディネーター協会)
去った10月28日(金)に沖縄県インテリアコーディネーター協会の研修部会による「照明セミナー」が、協会会員でもあるモジュールさんを会場に行われました。

今回は、講師に福岡から照明デザイナーのライト・プラン山本博之氏をお招きし行われました。
そうです、いつも私どものお仕事を協力して頂いている山本氏です。

このセミナーでは、プロ向けですので、照明に関する基礎知識を軽く触れ、その後、実例を元に照明計画のツボなどを解説するという贅沢な内容でありました。

実例として、私どもの建物をいくつか取り上げて頂き、その時の計画の進め方や考え方などを解説しております。
そんなこともあり、私も建築計画の概要説明やその時の山本氏とのやり取りなどを説明させて頂く機会を得ました。


こういう機会はなかなかありませんので、少し緊張しました。

山本氏は、私どもと沖縄県内の仕事を数年間続けてきた経験もあることから、その経験の中で感じた沖縄ならではの灯りの考え方についてもセミナーの中で、色々と話しをしてくれました。

参加された皆さんもプロではあるのですが、山本さんは、その中でも照明に特化した専門家です。
さすがの参加されたプロの方であっても目から鱗の話が次々と出てくるので、みなさん興味津々に聞いている感じが印象的でした。
最後に、今注目を浴びている日進月歩で開発が進むLED照明の解説や最新情報を最新LED器具を持ち込んで、実際に使いながらLEDを使う場合の注意点やポイントも解説を行ってくれました。

今回は、私にとっても良い経験にもなり実のあるセミナーとなりました。

やはり、餅は餅屋ですね。

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タグ :照明セミナー
2011年10月21日
アンティークな椅子とモンステラ
今回は、先日の新築祝いに参加したことがきっかけで、購入したアンティークな椅子の話をしたいと思います。

新築祝いの際に、数人で中庭を囲んだウッドデッキで飲んでいると中学時代のバスケの後輩が「シンゴ先輩ですよね?」と声を掛けてきました。
風貌も変わってしまっていたのかな?

しばらく誰だか思い出せませんでした。

しばらく話をしているとどうやら、私が前から気になっていたお店のオーナーであることが分かりました。
以前から私のお施主さん数人から話を聞いていたヴィンテージヤードというアンティークな雑貨と家具のお店です。
http://www.vintageyard.net/Vintage_Yard_Cafe/Home.html
ヴィンテージヤードは、本部町の伊豆味に雑貨関係、そして、最近では宜野湾市の大山にアンティーク家具関係のお店をオープンしております。
話を聞くと本人が、海外に行って直接仕入れてお店で販売しているようです。
廻りからは話をよく聞いていたので一度行ってみたいなと思っていたのに中々足が向かなくて、話を聞く度に「あっ、未だ行っていない・・・」ということを繰り返していたおりました。
それまで私の中では、アンティークでそれなりに知名度があることから、きっと雰囲気のある経営者なんだろうなぁと勝ってに思い込んでいました。

ところが、自分の後輩であることを知って、拍子抜けしてしまいましたね。

その日は、意気投合して、近いうちにお店に行く約束をし、その場を後にしました。

数日後、那覇での打合せの後、スタッフと家具のおいてある大山店に遊びにいくことにしました。

どうやら一軒家を借りて運営しているようです。
店内には、家具が所狭しとならんでしいましたよ。
アンティーク家具好きにはたまらない空間ですね。


初めは、顔を見せに行くくらいの気持ちで行ったんですが・・・・・
先ほどの写真に写っている椅子だらけの部屋とは別の部屋にあった次の写真に写っている古い木製の椅子を見てしまってからは、帰るまで頭から離れることができなく、帰り際に衝動買いしてしまいました。


聞くところによると50年以上前の古い椅子らしいです。
でも思ったより安かったので、助かりました。

お手頃価格というのもセールスポイントのようです。
せっかくですので、この椅子を事務所の地下へ降りる殺風景な階段の踊り場に置くことにしました。

そのまま椅子を置くだけでは、寂しいので、名護でbloom(ブルーム)というお花屋さんを経営している美人オーナーの同級生に相談して、植物を選んでもらいました。

私には、強い子がお勧めということでモンステラということです。

http://bloomflower.ti-da.net/
そして、今は、衝動買いしてしまった椅子とモンステラが、写真のように踊り場へ飾られています。

ひょんな出会いから、アンティーク物の魅力に触れることが出来てとても良かったです。

特に私のような仕事は、色々と見て感じることは大切だなぁと実感しました。

ちょっとだけ幅が広がったような今日この頃です。

■ヴィンテージ、アンティークのお店:ヴィンテージヤード
http://www.vintageyard.net/Vintage_Yard_Cafe/Home.html
■名護のお花屋さん:bloom(ブルーム)
http://bloomflower.ti-da.net/
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2011年10月18日
ちょっと変わった型枠精度のチェック!
現場進行中の建物ですが、通常の型枠精度のチェックとは異なった方法を行いましたのでご紹介します。

通常は、メジャーや測量機等を使って型枠精度を管理します。

もちろん、今回もその方法を行い、その後、再確認として、この建物特有のちょっと変わった方法にて型枠精度のチェックを行いました。
この建物は、カテナリー曲線と言って、電線のようにロープが垂れて自然と出来上がる曲線を屋根の形状として採用しております。
その理由等は、ホームページにて解説しておりますので、興味のある方は、そちらをご覧下さい。
http://su-ma-i.com
ということで、現代的な測量機にて数字チェックを現場で行い、更に、写真を撮ってから、事務所に戻って、チェーンを垂らして原始的なチェックを行いました。

これがまた、見事にぴったり!

そうじゃないと困りますが・・・


なんだか、測量値の数字が合うよりもチェーンがぴったりの方が感動的でした。

現在は、既に型枠も外され、内部工事入っております。
型枠を外した写真も載せておきますね。



壁から切り離された屋根の様子が写真から分かるでしょうか?
気持ち良いくらいに軽やかです。

完成が楽しみです。

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はじめての方は、下記の記事からお読みになることをお勧めします。(^^)




